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『マルコと銀河竜』感想

いのしゅん

作品情報

タイトル:マルコと銀河竜
ブランド: TOKYOTOON
ジャンル:カートゥーンアドベンチャー







実は、それなりに期待してたんですよね。
意欲的な作品なのは認めるのですが…。



グラフィック

このゲームの長所は間違いなくグラフィック関連な訳でして。

一枚絵物凄く多いです。
CG枚数が1000枚以上という破格の多さ。

枚数の数なら並のゲームの倍以上ある訳で、基本的には一枚絵で物語が進行してる形になります。

視覚的にやってて楽しかったんですよね。
全然同じ場面がなかった訳でして。

確実に長所となりえる部分なのかなと。

ただ、良いことばかりって訳ではなく、全体的に一枚絵の価値が下がってしまった感じがしますね。

やっぱり一枚絵ってのは、見せ場となりえるシーンで部分的に使った方が盛り上がる気がします。

また、カートゥーンアニメーションを取り入れてるのが本作の特徴でしょうか。



こんな感じの。
これも良く出来ていたのかなと。

ただ、一部それなりに真面目なシーンでこのアニメーションを使ったりしてるもんで…。

何だろう、真面目なシーンでもギャグシーンみたいなノリになってしまってるというか…。
まぁーあえてギャグっぽくしてるのかは分かりませんけど。

ちょっとここら辺勿体ない気がしますね。

戦闘シーンもカートゥーンアニメーションじゃなく、一枚絵と演出関連で盛り上げた方が良かったのかなと。

つか、絶対そっちの方が盛り上がる気がする…。


シナリオ

殆どの人がこの作品の鼻に付く部分はシナリオ面なのかと思います。

まず、本作は圧倒的にボリュームが少ないです。
個人差はあると思いますが、自分は4時間で終わりました。

グラフィック重視の方向性になったからか、基本的なノベルゲーよりもシナリオのボリュームがかなり減っています。

通常版が値段が7800円で限定版は14800円でしたっけ。
この値段でこのボリュームだから、文句が出ても不思議じゃないですよね。

中身にちょっと触れると本作は、マルコとアルコの物語でして。



この二人です。

二人の物語ということで、二人の関係の書き込み次第で作品の印象が変わってくると思うのですが、圧倒的書き込み不足感が否めないですね。

これもボリューム不足の弊害なのかなと。

マルコとアルコの出逢いすら良く分かりませんし。
どーも全体的に小粒という印象は拭えないのかと思います。

それに終わり方もちょっと微妙な訳でして…。

『俺達の戦いはこれからだ!』END
みたいな感じ。

続編を意識してるのかどうなのか分かりませんが、最後までストーリーを描ききれなかった点はマイナスになります。

ノベルゲーは、ラノベや漫画と違い一本で完結するメリットがあるのですが、それを放棄してる訳ですからね。

ただ、全部が全部悪い訳ではない訳でして。

このゲームが凄くテンポが良いです。

グラフィックや効果音で済ませられる部分はそれで済ませるみたいな感じで、無駄に文章での説明がない分かなり読みやすいですし、実際スラスラ読めました。

一枚絵が多いのでグラフィックで理解しやすいですし。

どーもくどいテキストだと、それ小説でええやろみたいな感じになりますし、ここら辺は好印象でしたね。

あと、OPが凄く好きです。



これは、ガチ。
この作品で1番評価してるのは、OPかもしれませんね。
プレイ中、このOPが流れるだけでテンション上がりましたし。

プレイしない人でも、これだけは聞いて欲しいですね。



総評

グラフィックという明確な長所はあるけれど、欠点もそれなりにある作品なのかなと。

個人的には長所も、『俺達の戦いはこれからだ!』的な打ち切り漫画を連想させる終わり方に、シナリオのボリューム不足という短所のせいで、プラマイゼロになってしまった感じです。

まぁー作品の感想はどうであれ、挑戦する姿勢自体は好ましい訳でして。

ブランド的に『ノラとと』が売れてるんでね。特に今まで通りでも、それなりに売れそうな気がするんですけどね。

それでも、新しいことをしようとしている訳でして。

ぶっちゃけあんまり興味のないブランドでしたが、それなりに注目しても良いのかなと思うブランドになりましたかね。

もしかしたら面白いゲームを作ってくれるかもだし。
いや、自分でもめちゃくちゃチョロいとは思いますけどね(震え声)

次回作では、マイナス点が無くなるのを期待してます。



■評価
★☆☆☆☆ㅤㅤ凡作。







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